【小林麻央さん】酵素風呂は”末期ガン”治療にも効果があるのか?
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タレントの故小林麻央さんが「酵素風呂を愛用者であった」という事実は、麻央さんのファンや酵素風呂好きの間では有名な話ですね!
度々麻央さんのブログ「 kokoro」では酵素風呂に入っている写真がアップされ、末期癌の闘病治療の様子とともに綴られていました…。。
夫の海老蔵さんも妻の治療のため、毎日でも麻央さんが酵素浴ができるように、自宅に酵素風呂を設置し、闘病生活を応援していたました。
多くの方が麻央さんの闘病生活を応援していましたね。
実際この時期、
酵素風呂のお店にも「ガンに酵素浴は効果がありますか?」「ガンの病状や転移は緩和しますか?」「余命宣告の末期ガンでも入浴して大丈夫ですか?」など、いくつも問い合わせをいただき、現在でもそれは続いています。。。
お夫婦揃ってがん闘病に臨まれましたが、、、残念なことに2017年6月、麻央さんは静かな眠りにつかれました。。
その知らせを知った方から、
「やっぱり酵素風呂は効果が無かった!」
「民間療法はインチキだ!」
と、厳しい声も上がりました。
果たして、それは本当なのでしょうか?
この麻央さんの闘病については…酵素風呂に携わっている者として、多くのことを考えさせられた出来事です。
酵素風呂の中にも「ガンに効果がありますよ!」と謳っているお店がたくさんあることを…私自身知っていますし。
(薬事法的にどうかと思ったりもしますが…。。)
包み隠さず言うなら、
実際に「身体の悩める症状を改善した人たち」を、この目でたくさん見てきました。
しかし、
「ガン」というのは、人の命がかかったとてもデリケートな話ですので…軽々しく第三者が「治ります!治りません!」と安易に答えれるものでもありません。
ですが、「本当はどうなの?正直にお店側の考えを知りたい」という思いでおられる方も多くいらっしゃるだろうと思います。
そこで今回は「酵素風呂は本当に癌に効果があるのか?無いのか?」ということを、酵素風呂のスタッフとしての目線で、正直にお伝えさせていただきます。
そもそも酵素風呂は癌細胞に効果があるのか?末期ガンにも有効なのか?
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酵素風呂と癌について語る上で…
「酵素風呂自体が、『ガン治療として効果的だ!』という”医学的な”根拠はない」ということを、まず最初にお伝えします。
というのも、酵素風呂を医学的根拠に基づいて”誰も調査していない”からなのです。
酵素風呂はお薬のように化学をもちいたものではありませんし、「治療」という観点からすると…温熱効果を活かした「民間療法」という立ち位置になります。
…そう聞くと、
「じゃあ酵素風呂って癌に効かないんじゃ無いか!?」
と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。
「酵素風呂」自体がガンに効果的であるという調査記録はありませんが、「温熱療法」自体が《 癌に有効である 》というのは2000年以上も前から、医師による実証報告が挙げられています。
近年の科学技術進歩に伴い、医学的にも温熱療法は「ガン治療」に効果的であると証明されているのです。
「温熱療法が効果的」と一言にいっても、
- 熱自体でガン細胞を死滅させる
- 体温上昇によって身体・免疫機能を向上させ、がん細胞に対抗する
といった2つの側面があります。
そして温熱療法などの自然治癒による治療法では、薬による治療と違い副作用が起きにくいという特徴があるのです。
小林麻央さんの場合は…酵素風呂での温熱療法を始められたとき、すでに病状は末期癌の「ステージ4」でした。
そのときまでに数々の治療に取り組まれていた麻央さんは、癌のダメージだけでなく薬の副作用で体力が大きく失われていたと思います。
薬での治療は効果出やすいメリットがある一方で、本来人間の体の中に無い成分を取り入れたり、強制的に人体機能を活性化、もしくは衰退化させるため副作用が出やすい面があるからです。
抗がん剤治療など、ガン治療の多くが体力への負担が大きいので…病気そのものよりも、治療や薬の副作用からの疲労や衰弱、体力の衰えてしまうんですね。
多くの病で人を死に至らしめるのは、結局のところ体力が枯渇してしまうから…。
病気に打ち勝つまでに、、もう身体が保てないんです。…保ってくれないんですよ!!
ステージ4という最悪の病状で、体力もギリギリの状態のなか…副作用の起きにくい温熱療法である”酵素風呂”を併用されたのは、正しい選択肢の1つであった。
そう私は思います。
酵素風呂はガン細胞に”効果”の有無は、実は自分が決めること。
麻央さんは自宅にまで酵素風呂を設置していたのに…やっぱり癌が治らなかったんだから「酵素風呂は効かないんだ!」と、おっしゃる方もやはり多いです…。。
確かに「ここまでしたのに!」という想いがあるのは、私もわかります。
ですが…酵素風呂に携わっている者として「酵素風呂は癌が治らない!効かない!」だけを鵜呑みされてしまうのは、少々残念に思ってしまうのです。
酵素風呂はたしかに「民間療法」の立ち位置ですし、医学的な根拠も乏しいところですが…
医学的な根拠があったとしても「治ります」なんて言えません。
医学的な根拠がある病院の治療でさえ「治ります」なんて軽々しく言えませんし、治る確証なんて、無いのです。
身体が疲れ果て、心が弱ったときこそ「絶対的な何か」を頼りたくなりますが…絶対的な何かなんて無いのです。
麻央さんは、癌が進行する前に…一度「癌の兆候」を感じていました。
お医者様からに検査を受け「癌じゃ無いから大丈夫!」という言葉を信じ、そのまま安心して放置してしまった結果…どんどん癌の進行が進み完治が難しい段階まできてしまったのです。
ご本人ものちに「あのとき、別の病院にも行っていれば…」と語っています。
これは、この医師や麻央さんを非難しているわけでありません。
私たちの身体は…いつもちゃんと「何かしらのサインで異変を伝えてくれている」のです。
ですが、そのサインはよく目を凝らしていないと、、見落としてしまいそうな小さな違和感なので…。私たちは日常に忙しさでつい気づかずにいるか、気づいても忘れてしまうようなものなのです。
ただ「よく見ている人」にはちゃんと教えてくれますし、素直に感じ取ってくれる人には「どうして欲しいか」も身体が教えてくれるのです。
酵素風呂に携わっていると、「健康」のテーマはよく触れる話題です。
中でも「病気を治したい」という治療目的で来られる人も多いのですが、「結果が出やすい方」は皆一様に「自分の身体からのサインに敏感」なのですね。
- あぁ、お腹の中が動いてる…
- 今日は前回より血の循環がいいみたい
- 普段より呼吸がゆっくりだなぁ〜
なんて、酵素風呂に入って感じる「小さな身体の変化の声」にいつも耳を傾けています。
そして、その小さな変化の声を楽しんでいるんですね。
私たち現代人はいつも忙しく、変化がめまぐるしい時代に生きています。
だからこそ、つい結果をハッキリ求めすぎて「ある or ない」「白 or 黒」など、極端に物事もを見てしまいがちですが…
”効果”があった!という捉え方1つをとっても
- ガンが”小さく”なった。
- ガンの”進行”が遅くなった。
- ガンが”根治”した。
- ガンが”転移”しなかった。
など、効果の見え方も様々です。
一概に、”ガンが治っていないから効果がない!”というのは、足りない側面へ視点が偏っているのかもしれません。
西洋医療の根本的な考え方として、「悪いものを取る」「悪いものを直す」というものがあります。
それに比べて、酵素浴は東洋医学的な考え方をしています。
「病気を治療しよう!」というお風呂ではなく、「健康な体を維持しよう!あなたの体を大切にしよう!」
「悪いもの」を「良くする」のではなく、「元々良かったのだから、その状態に戻ろう!維持しよう!」という、ある意味、西洋医学とは対極の存在なのです。
根本的に、西洋医療が置いている考え方の軸と、ポイントが異なるんですね。
そういった視点も含めて、今「自分がどの視点から見ている」のか見つめ直して見るのも大切かもしれません。
酵素風呂がガンに効果的なのかも…捉える視点一つでいろんな景色を見せてくれるんですよ!